アベニー・パファーの繁殖方法の手順、準備と気を付けるべきポイントを紹介!

アベニー・パファーの繁殖方法の手順、準備と気を付けるべきポイントを紹介!


今回はアベニー・パファーの繁殖方法について紹介していきたいと思います。

熱帯魚は見ているだけでも楽しいものですが、繁殖させて増やす面白さもありますよね。

可愛らしいアベニー・パファーも比較的初心者が繁殖に挑戦しやすい熱帯魚ではありますが、性格的に気性が荒いので、気をつけなければならない点もいくつかあります。

生態やアベニー・パファーの基本的な部分に関してはこちら
関連記事:アベニー・パファーの生態、飼育方法は?混泳、餌、大きさを紹介

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アベニー・パファーの繁殖は簡単?


実はアベニー・パファーはオスとメスを同じ水槽に入れておけば、勝手にカップルとなって産卵してくれるような熱帯魚です。

というわけで繁殖させること自体はさほど難しくないのですが、攻撃性が強いために一匹で飼うことも多く、カップリングにはある程度計画も必要です。

つまり、繁殖を目的とした飼い方というわけですね。

小型水槽では複数のアベニー・パファーを入れられませんから、繁殖を考えるのなら最低でも60cm水槽は用意するべきでしょう。

また、増えたときの対応も考えておくことも重要です。

基本的にたくさんの数で飼うことのないアベニー・パファーなので、水槽を確保する等して増やした後に困らないということを想定してから繁殖を行うことになります。

繁殖のための準備

繁殖には当然オスとメスが必要ですが、1匹ずつだと相性が合わない可能性もあります。

せめて2匹ずつの計4匹はほしいところですが、だからといって、多ければいいというものでもありません。

90cm超の大型水槽でも争いがおきない程度と考えると、3~4匹ずつくらいがせいぜいでしょうか。
性格が荒く、気難しいアベニー・パファーにとっては、この数合わせが大きなポイントになります。

オスとメスの見分け方

オスは黒の斑点が長円でライン状となっていて、目の後ろにしわがあります。

一方でメスは斑点が真円に近く、その周囲に小さな斑点もあって、体は丸みを帯びています。

メス同士で群れる性質があるので、数匹を同じ水槽に入れると、すぐに分かります。

熱帯魚店はまだ小さなアベニー・パファーを売っていることがあるので、この場合は雌雄の識別はかなり難しくなります。

繁殖をお考えならば購入前にはきちんと確認することです。
水温は25℃くらいに設定するといいでしょう。しばらくするとオス・メスで並んで泳ぐようになり、これでカップリング成功です。

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水槽の隔離

カップルが成立したら、その二匹を別な水槽に移します。
さしずめ愛の巣というところですね。

そして、卵を産みつける水草をセットします。
産卵が確認できたら、親に食べられたりしないように、水草をさらに別水槽に移します。

水温が25℃前後なら、一週間程度で孵化します。

水草

産卵させる水草はなんでもいいのですが、ウィローモス、アナカリス、カボンバなどがお勧めです。

アベニー・パファーが卵を産みつけやすく、代表的な水草なので入手も容易です。
卵は小さく見えにくいので、確認しやすいものを選ぶのが理想となります。

繁殖のポイント


準備が整えば、繁殖へと移ります。

以下では繁殖を行うためのポイントを要点を絞ってまとめました。
順次、参考にしていってください。

繁殖期は夏場

多くの熱帯魚がそうであるように、アベニー・パファーも夏が繁殖期となります。

オスは繁殖期になると腹部と背部を膨らまし縦長になって、お腹に繁殖線という黒いラインが出ます。
メスはお腹が膨らんで見えるようになります。

また、オスがメスを追いかけ始めるのも、ペアになる前兆です。
こうした特徴を観察し、そのタイミングで餌を多めにすると元気になってカップリングしやすなります。

カビ対策

卵はすべてが無事に孵るわけではありません。

中には無精卵や死んだ卵もあって、カビがつきやすくなっています。
カビは元気な卵にも広がり、最終的にはそれらをだめにしてしまいます。

白や半透明の無精卵や死んだ卵、かびた卵を見つけたら、こまめに取り出しておくことがカビの被害を食い止めます。

カビ対策としては水替えを毎日行う、全部の卵に広がらないよう卵を密集させておかない、卵を小分けに別容器に入れておくなども効果があるでしょう。

孵化後

食欲旺盛なアベニー・パファーですが、生まれたての稚魚は上手に食べられず、餓死してしまうものも少なくありません。

稚魚は孵化してから数日は何も食べなくても大丈夫なので、5~7日目くらいから餌を与えます。

主にブラインシュリンプを与えるのが一般的ですが、上手く食べてくれない場合は生きたアカムシを細かく刻んで与えるなど工夫も必要になってきます。

孵化までは簡単ですが、生まれた後に育てられるかどうかが繁殖成功の重要点です。

まとめ

アベニー・パファーの繁殖には計画性が不可欠。

水槽を準備し、環境を整えることから始まり、増えてしまった後のことまで考えておかないといけません。

繁殖がうまくいったからといって、何十匹にも増やしてしまうのは後で泣くことになります。
自分の熱帯魚飼育のスキルを鑑みて、繁殖を調整することも大切なことなのです。