飼育は簡単!アカヒレ(コッピー)ってどんな魚?餌、寿命、価格は?

飼育は簡単!アカヒレ(コッピー)ってどんな魚?餌、寿命、価格は?


アカヒレは中国やベトナムで多く見られる淡水魚です。

アクアリウムにおいて、群泳する魚は水槽に迫力を与えてくれますが、アカヒレというのはそんな時にオススメされることが多い魚の一つで、一匹一匹のきらびやかさが群れとして一体となる壮観さは、本当に思わず見とれてしまいます。

熱帯魚ショップだけでなく、花屋さんや雑貨屋さんなどで、コッピーという名前で小さな瓶に入れられて売られているほど、飼育が簡単な熱帯魚としても知られています。

今回はそんなアカヒレ(コッピー)をご紹介します。

追記

様々な媒体でコッピーとして紹介されることもあるアカヒレですが、生態や飼育方法に違いはありません。
ただ、コッピーとして触れられている場合は、瓶などで手軽に、簡単に飼う前提で紹介されていることが多いですが、環境の面でいうとベストではありません。

どうせならば、やはり水槽での飼育をオススメします。

スポンサーリンク

アカヒレの生態


アカヒレは元々は中国の広東省白雲山に生息していたコイやドジョウの仲間です。

体長は最大3~4cm、体は褐色から銀色で、尾ひれが赤いことからアカヒレと呼ばれており、熱帯魚としては比較的低温でも飼育できます。(正確には「温帯魚」の部類に入ります)

アカヒレと一括りにされることも多いですが、実際にはゴールデンアカヒレやロングフィンアカヒレなどの改良品種も出回っているので、様々な色やヒレの形を楽しむこともできます。

流通量は非常に多くグッピーにも匹敵しますので、どこの熱帯魚ショップに行っても見かけます。

飼育される機会も多いアカヒレですが、近年は故郷である中国広東省の開発が進み、川や湖などの生息地が奪われたことで野生種は絶滅に近い状況にありますが、近年はベトナム産の新種が発見されています。

※これらはベトナムアカヒレと呼ばれていて、ベトナム産というだけあって通常のアカヒレよりも寒さには弱いという特性を持ちます。

アカヒレは普段湖沼に流れ込む小川に住んでいるため、ある程度の水流があったほうがより自然に近い環境で飼育できます。
昼行性で明るい時間帯は流れの弱いところを群れで泳ぎながら小さな昆虫などを食べて生活しています。

飼育方法は簡単?


アカヒレの飼育は簡単で、アクアリウム初心者の方におすすめです。

熱帯魚の中でも最強と言われるほど強く、水槽の管理にはあまり手がかかりません。
日本国内なら、比較的暖かい地域であれば屋外での飼育も可能で、メダカや金魚と混泳させることもできます。

どの熱帯魚にも言えることですが、丈夫とは言えあまりにも急激な環境の変化があると大きなストレスになりますので、水槽に入れる際の水合わせや水換えの際の水温などには特に気を付けましょう。

スポンサーリンク

水槽環境、水質&水温

アカヒレの別名である「コッピー」は、コップでも飼育できることに由来しています。

そのため小型の水槽でも飼育できますが、お部屋のスペースに余裕があれば30㎝水槽に5、6匹を目安にするとよいです。
小さすぎる水槽やボトルでは水質や水温が大きく変化しやすく、魚への負担が大きくなります。

水質は弱アルカリ~弱酸性まで幅広く対応でき、カルキ抜きをした水道水で飼育できます。水温の適応範囲も広いです。

特に熱帯魚としては低温域に強く、最悪10℃くらいまで下がってしまっても生き延びられます。
ただし、高温域にしても低温域にしても最適な水温ではないので、冬季はできればヒーターを使用して15℃以上になるようにしておいてください。

丈夫な魚ではありますが、水の汚濁を放置すると免疫力が低下し、細菌による病気に罹りやすくなります。

そのため、水槽の水換えはできれば週1回、水槽全体の1/3ほどを換えてください。このとき水温の急激な変化が起こらないよう、冷たすぎる水を足さないように気を付けます。

低床についても、ソイルでも礫砂でもほとんどのものを使用可能ですので、アカヒレ以外の混泳魚や水草の事情に合わせて選ぶと良いです。

餌もこだわる必要はなく、熱帯魚専用の餌でなくても、メダカの餌や金魚の餌でも食べてくれます。ですが、ブラインシュリンプやミジンコなどの生餌は栄養価が高く食いつきもいいです。

混泳にオススメの魚は?

アカヒレは性格が温和で、オス同士の小競り合いが起こる以外はほかの魚を攻撃することもないので、混泳に向いている魚と言えます。

逆にアカヒレを攻撃してしまう魚や、アカヒレを食べてしまえる大きさの魚との混泳は避けてください。
つまり、あまり大きくなければほとんどの魚と混泳できます。

ほかの魚と混泳させる場合、水温やpHなどの水槽の環境をそちらに合わせる必要がありますので、アカヒレのみの時と比べて手を掛けなければなりませんので注意してください。

繁殖は難しい?


繁殖は環境が整ってさえいれば非常に容易です。

アカヒレはメダカなどと違って卵をぱらぱらとばらまくように産んでいきます。
産卵の条件はほとんど無く、成熟した雄と雌がそろってさえいれば、季節に関係なく2週間から1ヶ月で産卵してくれます。

産卵は手を掛けずとも行ってくれますが、アカヒレは自分が生んだものでも卵や孵化したばかりの稚魚を食べてしまいます。
そのため、繁殖の可能性をあげるためには、水草を多めに植えて卵が見つかりにくくするか、産卵を確認したら親を隔離するなどの対策をすると良いです。

寿命

アカヒレの寿命は水温や飼育環境にもよりますが、大体3年くらいです。
長いと5年生きたという例もあり、小型魚の中ではかなり長寿といえます。

価格

観賞魚として売られているアカヒレの価格はお店によって違いますが、1匹200円以下で売られているところが多いです。

まとめ買いをすると1匹当たりの価格はだいぶ落ち、10匹単位で買うと1匹100円以下になるところもあります。
飼育は容易で価格も安く、アクアリウム初心者でも手を出しやすい熱帯魚です。

まとめ

アカヒレはどこのショップでも見かける魚ですが、価格は安く難易度も低いので、アクアリウムは初めてという方におすすめです。

まずはアカヒレのみで水槽を立ち上げ、飼育に慣れてきたらほかの魚と混泳させてみるなど、アカヒレをきっかけにして様々な種類の魚の飼育に挑戦していくのも良いでしょう。

群泳する魚は水槽の見た目を華やかにしますので飼育のやり甲斐がありますし、お部屋の雰囲気をがらりと変えてもくれます。
繁殖も容易なので、お部屋のインテリアとしての飼育にはうってつけの魚と言えるでしょう。