高価なダトニオ、飼育は難しい?混泳にオススメの魚、水槽環境は?

高価なダトニオ、飼育は難しい?混泳にオススメの魚、水槽環境は?


美しい黒い縞模様の肉食魚のダトニオ。
水槽を悠然と泳ぐ姿は一瞬で目を奪われます。

ダトニオはタイ・カンボジア、スマトラ島・ボルネオ島等の原産で、黒いバンドの本数や原産国により種類分けが行われます。
また、トラを連想させる黄色い体表・黒いバンドにより「タイガーフィッシュ」とも呼ばれます。

バンドの入り方によっては非常に高価な魚で、成魚となると値段がぐっと跳ね上がり、100万円以上となることもあります。
アクアリストに人気のダトニオの特徴、飼育方法についてまとめてみました。

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ダトニオの特徴

ダトニオの特徴は何といっても、黒く美しい縞模様です。
このバンドの数や原産国などによって下記のように種類を分けることができます。

ダトニオイデス・プルケール種(シャムタイガー、カンボジアタイガーなど)
本ダトニオとも呼ばれ6本のバンドを持っています。
ダトニオの中でも大きく成長する種類で10cm前後の個体でも数万円と高価です。

また、現在はほぼ輸入が禁止されており個体を手に入れるのは非常に困難な状態のようです。

ダトニオイデス・ミクロレピス種(リアルバンド、スマトラタイガーなど)
本ダトニオよりも安価に入手が可能な7本のバンドを持つダトニオで、ダトニオプラスワンの愛称で親しまれています。
また、ダトニオプラスワンの中で本ダトニオと同じ6本バンドを持つ個体は「リアルバンド」と言われています。

このように主に2種に分けられるダトニオですが、本ダトニオとリアルバンドは見分けが難しいので、購入の際は十分にご注意ください。

ダトニオの飼育は簡単?難しい?

まずダトニオの性格ですが、攻撃的な面はなく、おとなしいので種別によっては混泳も可能です。

また成魚となると体長40cm以上に成長するので、成長に対応できる環境を整えてあげる必要があります。

成魚になれば病気にも強く、餌の食いつきもいいので、飼育は簡単な種類に入ります。
ただし、水質やダトニオ個体の性格、水槽内環境が悪化すると、体表全体が黒くなる黒化と呼ばれる状態になってしまうのでご注意ください。

関連記事:ダトニオ飼育のための費用と購入価格~寿命も長く、飼育には何かとお金がかかる?

水槽環境&水質

成魚が40cm以上となることから90cm以上の水槽での飼育をおススメします。
非常に大食漢で、時に水質の悪化を招くことがあるので大型のろ過が必要となります。また、酸欠になることを防ぐためエアレーションを一緒に入れてあげるようにしましょう。

水槽の水替えは1週間から10日程度の間隔で1/3の入れ替えを行ってください。
目が曇る・縞模様が濁るなどダトニオが水替えのサインを出すこともあります。

PH値はPH6.5~7.5以内、飼育水温は24°~27°とされています。
食欲旺盛で水を汚すことでPH値が下がりやすくなるので、ろ過装置か底砂に珊瑚を混ぜるなど対策をしましょう。

また、前述の通り、水質の悪化はダトニオの「黒化」を招く可能性もありますので、注意してください。

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混泳にオススメの魚

ダトニオは性格が比較的大人しいのでアロワナやポリプテルスなどとの混泳は簡単です。
ただし、同型の種類に対しては敵対しやすいので気を付けましょう。

また、ダトニオのみであった場合も2匹だと敵対する可能性がありますので、その場合は個体数を増やすことで縄張り意識を薄くし、敵対しないように対策をしましょう。

水草は不要?

基本的に水草は必要ありません。
肉食大型魚ゆえにせっかく育てた水草を食べたり、抜いてしまうこともあります。

メンテナンスのしやすさという意味でも、水草はない方がいいようです。
どうしても緑を加えたいならば、ミクロソリウムなど丈夫な種を鉢植えや活着でレイアウトしてみてください。

ダトニオは非常に食欲旺盛な肉食魚です。

生き餌(子赤やエビ類など)への食いつきはいいのですが、人工餌への餌付けは非常に難しいようです。

生き餌は個体の成長のためには不可欠ですが、継続的な用意が難しい場合は、ある程度成長した段階からエビを乾燥させたクリルに慣れさせていき、最終的に人工餌と移行をしていきます。

無理に人工餌に切り替えてしまうと成長を妨げ、最悪の場合は餓死してしまうこともあるので、ダトニオの食欲を見ながら徐々に慣れさせていきましょう。

また、ショップでダトニオを購入する際、人工餌に餌付けがされているかどうかも確認しておきましょう。
餌付けに成功しているならば、購入する価値は大きく上がります。

まとめ

ダトニオの黒く美しい縞模様は入り方によってはプレミアがつくこともあります。

成魚になれば丈夫になるので、初心者の方でも水槽環境を整えてあげれば飼育が可能です。

また、おとなしい性格なのでアロワナやポリプテルスとなら混泳もうまくいきます。

長くて10~20生きることもありますので、しっかりと長期的に管理、飼育できるかというのも一つのポイントになってきます。
愛情をしっかり注いで育ててあげてください。