ミナミヌマエビの飼育は水あわせが重要ポイント!餌、水槽環境、大きさや一匹あたりの価格は?

ミナミヌマエビの飼育は水あわせが重要ポイント!餌、水槽環境、大きさや一匹あたりの価格は?


ミナミヌマエビと言えば、苔対策や中~大型魚の餌というイメージが真っ先に思い浮かぶと思います。そんなミナミヌマエビですが、飼育が容易な上によくよく見てみると仕草がとてもかわいらしく、タンクメイトとしても非常に人気があります。

そこで今回は、水質環境や餌、飼育の注意点、ミナミヌマエビの飼育で重要になる水あわせについて紹介したいと思います。

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ミナミヌマエビの特徴


アクアリストの方々にとって、ミナミヌマエビの飼育の目的は大半が苔取り要員でしょう。

ミナミヌマエビは成体でも2cmほどと小さい上に透明で目立ちにくく、水槽全体のレイアウトの邪魔になることがないことから、優秀な苔取り要員と言えるでしょう。

その一方で、小さい体で一生懸命餌をついばむ姿はとてもかわいらしいものです。
また、たくさんの足を動かして水槽内を泳ぎ回る様子は優雅で癒されます。

その上ミナミヌマエビは意外にもカラーバリエーションが豊富で、最近は観賞用としても注目を集めています。レイアウトの脇役ではなく、主役としてミナミヌマエビを楽しんでみるのもまた一興でしょう。

飼育難しい?


ミナミヌマエビの飼育は、以下に挙げるポイントを守ってさえいればとても容易です。
水生生物の飼育経験がある方ならば、繁殖を楽しむこともできます。

それでは、飼育のポイントを1つずつ解説していきます。

水質・水槽環境

ミナミヌマエビに適した水質は、弱酸性~弱アルカリ性(pH5.0~8.5)です。

もともと日本の川に住んでいる生物なので、ご自宅の水道水に中和剤を添加してしっかりカルキを抜いてあげれば、pHも硬度もそれほど気を遣う必要はないでしょう。

水温は5~32℃と幅広く対応できますが、急激に水温が変化するとショック死してしまうので、水換えの時などの温度差には気を付けてください。

飼育容器は必ずしも水槽が良いということはなく、最近ではボトルアクアリウムと呼ばれる大き目の空き瓶などで飼育を楽しむ方もいます。
水換えを頻繁に行わなければならなくなりますが、小さい容器に水草を植え込んで少数で飼育することもできます。

水あわせ

ミナミヌマエビの飼育のポイントとしては、水あわせが最も重要です。

ミナミヌマエビに限らずエビの仲間は水質の変化に非常に敏感で、水あわせが上手くいかないと簡単に全滅してしまいます。

水あわせをきっちりと行うためによく使われる方法としては、点滴法というものがあります。

点滴法を行うには、まずはエアーチューブ、一方コック、バケツ、スポイトを用意してください。

ミナミヌマエビをお店で購入してきたら、初めに袋ごとバケツに移します。

次にエアーチューブを水槽からバケツにつながるように配置します。
エアーチューブのバケツ側に一方コックを取り付け、その先に短く切ったエアーチューブを繋げます。

バケツ側のエアーチューブの口に空気を抜いた状態(吸い上げる状態)にしたスポイトを入れ、スポイトを離すとサイフォンの原理で水が水槽からバケツへ流れてきます。

このとき、一方コックの口をある程度閉めておくと、水槽の水をバケツへポタポタと少しずつ入れていくことができます。
大体1秒に1滴くらいのペースで水が流れるようにコックを調節してください。

時間と手間がかかってしまいますが、これからも丈夫で健康に飼育し続けるためにはこの水あわせがとても大事です。間違っても購入してすぐに水槽に放さないようにしてください。

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ミナミヌマエビは苔取り要員として飼育されるくらいなので、水槽内に自然発生した苔を食べます。

それ以外にも、エビ用として販売されている人工飼料やゆでたホウレンソウもよく食べます。
ただし、野菜を与えるときはできるだけ無農薬のものを選ぶようにしてください。

飼育で気を付けたいこと

混泳する魚やエビ同士のけんかなどを避けるために、隠れ家として水草を植える方が多いでしょう。
ミナミヌマエビを飼育する場合、この水草についても注意が必要です。

販売されている水草の多くは農薬を使っているので、そのままミナミヌマエビの水槽に植えてしまうと全滅の危険があります。
水草の農薬を取り除いてくれる薬品が販売されているので、必ず農薬を除去してから水草を植えるようにしてください。

大きさ


大きさは成長しきっても2~3cmと小さめです。

そのため、フィルターの吸水口が広いと吸い込まれてしまう可能性があるので注意が必要です。
生まれたての稚エビは爪の先ほどの大きさですが、形はしっかりとエビの形をしています。

また、オスよりもメスの方が1~2回りほど大きくなります。

価格

ノーマルのミナミヌマエビの価格は1匹あたり100円程度と、販売されているエビの品種の中では比較的安価です。

しかし、ミナミヌマエビのカラーバリエーションの一つであるチェリーレッドシュリンプは1匹あたり200円、透明感のある青色が特徴的なブルールリーシュリンプは200~500円と、カラーによって値段は様々です。

これらはグレード?が上がるごとに価格も上昇します。

まとめ

水槽の苔取り要員や熱帯魚の餌など、水槽のレイアウトの主役として飼育されることが少ないミナミヌマエビですが、よく観察してみると意外と奥が深い生物であることが分かります。

カラーバリエーションも豊富ですが、飼育方法はノーマルのミナミヌマエビと同じなので、ぜひ様々なカラーのミナミヌマエビの飼育にもチャレンジしてみてください。

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