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日本産淡水魚、オヤニラミの飼育方法とは?混泳は慎重に!餌は何を食べる?

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オヤニラミは日本原産淡水魚の一つ。

オヤニラミの魅力は小さいながらも、甲殻類や水生昆虫、小魚などを食べる肉食魚で、動くものに素早く反応して大きな口で丸呑みするワイルドさ。

それに対し、熱心に子育てすることで知られ、見ていて飽きることはありません。

今回は、そんなオヤニラミの生態や飼育方法などをご紹介します。

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オヤニラミの生態


オヤニラミは日本の淡水の河川と朝鮮半島に幅広く分布しているスズキ目の一種です。

比較的水質が綺麗で、緩やかな流れの河川の中流域や下流域に生息しています。
水底は砂礫や砂泥で水生植物が生えた環境を好み、水深50cm前後の岸近くに多く見られます。

スズキ目で海を回遊せずに淡水だけで生息している日本の在来種はオヤニラミのみとされています。

基本的に群れを成さず、雌雄共に一年を通して縄張りを持ち、単独で生活をします。

自然下ではヨシなど植物の根元に産み付けますが、飼育下ではフィルターのパイプや塩ビ管などに産み付けます。

孵化するまで、ヒレを使い新鮮な水をかいがいしく送り込み、死んだ卵は口で吸って取り除くなど独特な繁殖方法もオヤニラミを飼育していく上で楽しむことができます。

相性が良ければ繁殖までもっていけますが、相性が悪いと雄が雌を殺してしまうこともあるので注意深く観察することが必要です。

大きさと模様

最大で11~13cmほどの大きさになります。

体型は側扁で縦に長い形をしており、尾ビレの後縁は丸いです。
口は大きく、腹ビレ・背ビレ・尻ビレの軟条部は赤く、背ビレにはトゲがあり、鱗は大きい円鱗をしています。

エラぶたの端には、眼よりやや大きい黄色く縁どられた縦長の斑紋があるのが特徴で、眼から後方に向けて暗い朱色の筋が放射状に伸びています。

通常時の雄雌の判別は困難ですが、繁殖期の初夏から秋にかけて交尾が迫ると、雄の体は黒ずみ、ヒレに青いスポットが現れる一方、メスは腹部がふっくらとなり、一目で分かるようになります。

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飼育方法


オヤニラミは繁殖行動が独特なのと縄張り意識の非常に強い魚で攻撃性もあるため、複数飼いでは喧嘩が頻発してしまい、体がボロボロになってしまいます。

岩などの隠れ家を十分に設置してあげれば多少はマシになりますが、単独飼育が基本と思った方が良いでしょう。

雄1匹と雌複数匹という組み合わせも可能ですが、雌雄の判別が難しく繁殖期に入って婚姻色が強く出てこないと分かりません。
※判別の難しさは繁殖のハードルをも上げています。

オヤニラミは肉食性なのでメダカやヌマエビ、アカムシ、コオロギなどの生餌を与えると良いでしょう。

人工餌も慣れればクリルや肉食魚用の粒状飼料も食べるようになってくれますが、基本的には生餌を好んで食べます。

食欲旺盛の大食漢なので、与える分だけ食べますが与え過ぎは健康に良くないので、適量を守って餌を与えましょう。

また同じ餌ばかり与えていると飽きてしまい食べなくなることもありますので、定期的に餌の種類を変更する必要があります。

混泳は可能?

魚食性が強いので、オヤニラミの口に入るような小魚やエビは食べられてしまいます。
オヤニラミより大きい鮒や鯉などの魚とは混泳可能かもしれませんが、攻撃性の強い魚ですので身体の大きさに関係なく攻撃を加えることがあります。

基本的には単独飼いが良いでしょう。

水槽のサイズ

単独飼育なら45cm水槽で飼育可能です。

オヤニラミは水質悪化に弱いので複数飼育の場合は60cm以上の水槽を用意してあげます。

大型の水槽は水質変化が少ないだけでなく流木や水草を入れてあげることで縄張りを分けて作ることが出来ます。
水槽が大きければ大きいほど喧嘩も少なくなりますが、全く喧嘩をしなくなるわけではありませんので日頃から注意深く観察することが必要です。

水温と水質

日本の淡水魚なので15℃~28℃ぐらいまで幅広い水温に適応します。

夏場は水温の上がり過ぎに注意し冬は下がり過ぎないようにサーモスタット付きヒーターで低めの20℃に設定しておくと良いでしょう。
綺麗な水を好むのと餌を良く食べるので上部濾過器や外部濾過器のように濾過能力の高い濾過器を選びましょう。

飼育時の注意点

一般的な魚は好きな時に飼育することができますが、オヤニラミに関しては、あらかじめ覚えておかなければいけないことがあります。

まず、滋賀県では条例によって指定外来種に指定されており、放流が禁止されています。

飼育が困難になったからといって自然に戻すことは出来ません。
さらに飼育開始から30日間以内に届出する義務もあります。

他の地域でいうと、香川県と徳島県で条例によって指定希少野生生物に指定されており、捕獲や殺傷が禁止されています。

性格


オヤニラミは非常に気性が荒く、攻撃性の強い魚です。

雄は必ず縄張りを持ち、縄張りに入ってきた他のオヤニラミを追い出そうと喧嘩をします。
特に繁殖期になると卵を守るために雄同士の喧嘩が繰り返し起こります。

価格

価格は地域や店によって違いますが多くは800円から1000円程度で販売されています。

野生を捕獲するのも良いですが、前述の通り、条例によって絶滅危惧種に指定されている徳島県や香川県では捕獲することは禁止されています。

いずれは他の都道府県でも条例によって捕獲禁止になることも十分に考えられるので、専門ショップで購入することをお勧めします。

まとめ

縄張り意識が強く気性の荒い性格から複数の魚と混泳するのは難しい魚ですが単独飼育となると人懐っこく、餌の合図にも反応してくれる愛らしい一面もあるオヤニラミ。

繁殖も上手くいくと、雄が卵の世話を一生懸命する姿は微笑ましくもあります。

一方、野生では数を減らしていることもあり希少種でもあります。
日本原産で病気にも強く丈夫で種なので興味をお持ちの方は一度飼育に挑戦してはいかがでしょうか。

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