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ピンポンパールってどんな金魚?飼育のポイント、大きさ、混泳できる魚は?

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真ん丸な身体と愛嬌のある表情を持つピンポンパール。

金魚の中でも独特の特徴を持ち、彼らだけの魅力もいくつかあります。
ペットショップで見ることもでき、その気になれば飼育も可能ですが、気を付けなければならない事があったりもします。

今回はそんなピンポンパールという金魚の特徴から飼育する際に気を付けたいポイント等についてまとめました。
飼ってみたいという方は一度、ご覧になってみてください。

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ピンポンパールってどんな金魚?


ピンポンパールは、昭和30年代に中国から日本に入ってきた珍珠鱗(チンシュリン)という金魚から、魚らしくない丸手で短尾のものを固定したものとされています。

現在ではマレーシア産をはじめとする東南アジアで繁殖されたものから中国で繁殖されたもの、日本国内産のものまで様々です。

ピンポンパールは正に卓球のピンポン玉のような体型で、パールのような鱗(パールスケール)が特徴です。

まん丸体型で普通の魚のように体をクネクネと出来ないので泳ぎは得意ではありません。
そのくせ活発なので小さな胸ビレと尾ヒレを一生懸命パタパタ動かして泳ぐ様は、女性や子供にも大人気な品種です。

店舗で販売されている、ほとんどの個体はピンポン玉サイズですが、成長するとテニスボールからソフトボールのような大きさまでに成長します。

関連記事:金魚の代表的な10種類それぞれの特徴、飼育難易度を紹介!

ピンポンパールの飼育方法


ピンポンパールは他の金魚に比べて水質変化や温度変化には非常に敏感で突然死んでしまったりすることも多い難易度の高い金魚です。

飼育が難しいとされる金魚の代表として「らんちゅう」という品種が挙げられますが、ピンポンパールはらんちゅうよりも飼育が難しい品種とされていることも多いです。

泳ぎが得意でないこともあり、「転覆病」というピンポンパール特有の病気を発症することもあり更に難易度を上げています。

ですが、しっかり調べてポイントをおさえておけば問題なく飼うことはできます。
それではピンポンパールを飼育する上でのポイントを幾つか挙げていきましょう。

※全く魚を飼ったことがない初心者の方は、まずは他の金魚を飼育して慣れてからピンポンパールを飼育する方がいいかもしれません。

ピンポンパールの飼育にあたっては下記もご覧ください。
関連記事:ピンポンパールの飼育の際の注意点と気を付けたい3つの病気

飼育ポイント1 水合わせ

ピンポンパールに限らず店舗から持ち帰った生体は大きなストレスが掛かっています。

ピンポンパールを持ち帰る数日前からカルキ抜きをした水槽の用意をしておく方が良いでしょう。

また店舗の水槽内に病原菌が入っている可能性もありますので、持ち帰っていきなり水槽に入れるのも危険です。

環境変化に弱いので、ピンポンパールを水槽に入れるまで水合わせを慎重に行うようにして下さい。
水合わせに関しては後ほど詳しく紹介致します。

飼育ポイント2 病気

体の表面に白い点、綿、水泡などが付いていないか、尾は溶けていないか、元気に泳いでいるか日頃から健康チェックすることで病気を早期に発見することができます。

尾ぐされ病や白点病なら早期発見で比較的完治しやすいですが、「松かさ病」にかかってしまうと完治は厳しいです。

ピンポンパールは鱗が真珠状ですから水ぶくれの「水泡症」のようになり松かさ病特有の松ぼっくりのようになりません。
松かさ病に掛からないためにも日頃からよく観察することが必要です。

またピンポンパールがかかりやすい病気として体の表面に赤い点のような、血の滲みのような症状が出る赤斑病(せきはんびょう)というものがあります。

赤斑病とはエロモナス菌という細菌に感染して発症する病気で、感染すると徐々に赤い斑点が体中に広がり、どんどん体力を奪っていきます。

この病気も一度感染すると完治させることは難しく、残念ながら死に至るケースが多いです。

飼育ポイント3 水槽の大きさ

金魚と言えば金魚鉢で飼うイメージがありますが環境変化に弱いピンポンパールには向いていません。

ピンポンパールは30~60cmぐらいまでの水槽で飼育します。
水槽の大きさは成長に伴い変えていきます。

水槽に対する匹数の目安は60cm水槽で10cmの個体で6匹、5cmなら12匹といった具合です。

ピンポンパールに限らず金魚は水を汚すスピードが早いので水質管理をしっかりするためのろ過装置は必要です。

特に重要なのは生物ろ過。
生物ろ過とは水槽内に生息しているバクテリアによって金魚の糞尿を分解し、無害な物質にするというもの。

水槽立ち上げの際には、バクテリア数が少ないので、こまめな水換えが必要となります。

また泳ぎが得意ではないので水流が強いとストレスを受けやすく、結果的に寿命を縮めてしまうので水流の弱いろ過器を選んで下さい。

レイアウトに水草を使いたい場合は硬めの水草を選びましょう。
※軟らかい水草ですと食べてしまいます。

水草を植えていると、水草に卵を産み付けます。

卵を産み付けているの見つけたら別の容器に移して管理しておけば小さな稚魚が誕生しますのでブラインシュリンプゾウリムシなど稚魚用の生き餌や人工餌を与えると良いでしょう。

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繁殖について

ピンポンパールの繁殖自体はそれほど難しくはなく雌雄が揃って、適切な温度管理をすれば容易に繁殖することが可能です。
ただ、産卵時期はオスの繁殖行動が激しくなりメスに怪我を負わせることが多くなります。

繁殖期はオスを別の水槽に隔離することが必要です。

ピンポンパールの繁殖で特に気を付けなければならないのが石灰鱗。
この石灰鱗は一度剥がれると再生しないですし、細菌感染の原因にもなります。

繁殖行動で、石灰鱗が剥がれないようにするためには、産卵のギリギリまで雌雄を別の水槽で飼い、メスの怪我を予防しながら産卵してもらうのがポイントのようです。

水温の管理

ピンポンパールは水質変化はもちろん、急激な水温変化にも非常に弱い魚です。

また、東南アジアで多く生産されているので、ピンポンパールの飼育温度は25~29℃と高め。
ヒーター等を利用して水温を高めに保つよう設定して下さい。

水温が急激に下がると転覆病にかかりやすい原因となります。
転覆病を発症した場合は水温も疑いましょう。

水合わせ

ピンポンパールをいきなり水槽に入れるのは環境変化に弱いピンポンパールに負担を掛けてしまうのでトリートメント用に水槽やバケツに食塩水を作り、エアレーションをしてしばらく魚を入れておきます。

食塩水の濃度は0.3%が良いとされています。
この間は餌も与えません。

もちろん、食塩水にいきなり入れると驚いてしまいますので、ゆっくり温度合わせと水合わせをしてから入れてあげましょう。
3日から1週間程度トリートメントしてから本水槽に移してあげてください。

混泳できる魚は?


ピンポンパール同士の混泳は可能ですが、他の品種の金魚や他魚種との混泳は泳ぎが得意でないこともあり、他の魚に餌をとられるなどの弊害が起こる可能性もあります。

どうしても他魚種と混泳させたい場合は、底物のシマドジョウやカマツカ、ピンポンパールより小さいメダカや温和な熱帯魚などの混泳は可能です。

琉金やらんちゅう体型の金魚も問題なく混泳できるでしょう。
ただし、体型やその魚の性質によるものなので、実際に混泳させてみないとわからないことが多いです。

温厚そうな琉金をピンポンパールと混泳させてみたら琉金がピンポンパールをいじめたということも無いわけではありません。

実際に混泳させる場合は、初期の頃は特にじっくり様子を観て、餌が全ての魚まで行き届いているか、喧嘩やいじめが起こっていないか観察するようにしましょう。

大きさ


店舗で販売されている、ほとんどの個体はピンポン玉サイズですが、成長すると最大で15cm程度とソフトボールのような大きさまで成長します。

模様や色柄の種類も豊富でオレンジ、白、赤、黒、出目、キャリコなどのバリエーションがありますので好みのものを選ぶと良いでしょう。

価格

大きく、より丸く育った優良個体はとても高価で1万円を超えるものもいます。

逆に東南アジアから輸入された小さな個体は安くて300円台からとお求め易い価格で流通されています。

量販店では一つの水槽に大量投入されて販売されていることが多いので、じっくり観察してヒレまで綺麗なもの、色艶の良いものなど元気で健康的な個体を選ぶことをお勧めします。

ホームセンターなどで購入する場合は入荷したてで輸送のストレスなどで弱ってる場合もありますので注意が必要です。

餌は市販されている金魚の餌を与えれば大丈夫です。
ただピンポンパールは泳ぎが得意ではないので沈下性の餌を好みます。

浮上性の餌は空気と一緒に食べてしまうことで転覆病を発症する原因にもなります。
転覆病の主な原因は餌の食べ過ぎにもよるものなので、餌を与え過ぎないように注意して下さい。

まとめ

金魚の中でも大人気の品種ですが、やや飼育が難しい品種のピンポンパール。

寿命は5、6年程度ですが、上手く飼育すれば10年近く生きることもあります。

余りある可愛さ、魅力がある品種ですので餌をたくさん与えた方が良いと思うかもしれませんが、極端に餌を与え過ぎると、病気の原因、水質の悪化を招くだけです。

長生きをさせる・寿命を延ばすという意味での餌やりなら1日1回少な目に餌を与えるよう心がけましょう。

品評会用の魅せるためのピンポンパールの育て方とは、また別の育て方になります。
きちんとした飼育方法で育ててあげればピンポンパールは長い間、飼育者を楽しませてくれるでしょう。

アドセンス




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