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ポリプテルスの飼育方法~水質&水槽環境、餌、混泳にオススメの魚は?

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「たくさんのヒレ」という意味を持つポリプテルスは、シーラカンスに近いと考えられている古代魚です。

怪獣のように迫力あるポリプテルスは熱帯魚初心者でも飼うことができます。
今回はその飼育方法を詳しくまとめました。

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ポリプテルスってどんな魚?


ポリプテルスは西アフリカが原産。

形は肺魚のように寸胴で、尾びれに当たる部分はなく、特徴的なのは四肢にも見える胸びれ。

シーラカンスと同じで、ひれが肢のようにたくましく、魚類とカエルやサンショウウオなど両生類の中間に当たる魚とされているんですね。
陸に上がりかけた魚というわけです。

そういった理由から、えら呼吸と肺呼吸の両方することが可能になっていますが、実際のところは浮き袋が肺の代わりの働きをしており、酸欠にもめっぽう強い魚です。

もうひとつの特徴は背中に並んだ背びれ。
ひし形のひれがワニのように縦に並び、いかにも古代獣といった趣が感じられます。

種類によっては大きさは30cmから1mと、水槽の中にいてもかなりの存在感があります。

いかつい姿の肉食魚ですけれど、性格は比較的温和で、初心者でもいくつか注意すれば飼育は難しくありません。
最近は人気もあるため、ポリプテルスを置いているペットショップも増えてきているのです。

関連記事:ポリプテルスの種類、それぞれの特徴、違いは?

ポリプテルスの飼育方法


ポリプテルスは丈夫な魚で、病気もほとんど心配ありません。
故に初心者にも飼いやすいのですが、さすがに1mにもなる品種は荷が重いでしょう。

30cmほどのポリプテルス・セネガルスならば安価で入手しやすいので、ポリプテルス挑戦の手始めにうってつけです。

ポリプテルス飼育に大事なのは水槽環境で、そこさえ間違わなければ、だいたい問題はありません。
まずは水槽をどうするかから考えていきましょう。

水槽

水槽は大きなものが必須です。
30cmほどのセネガルスであっても、できれば90cmサイズ以上の水槽を準備してください。

中型水槽でも飼育はできますが、ポリプテルスは複数飼育もおすすめなので、大きい水槽のほうがいいのです。

もちろん、もっと大きなポリプテルスを飼うなら、水槽もさらに大きいものが必要になります。

そして、もう一つ、ポリプテルスは意外と活発で、時に外に飛び出すことがあるので、水槽は蓋ができるものを選ぶようにしてください。
かなり力強いので蓋に重りも乗せられると安心です。

設置機器

ヒーターとろ過機は必ず設置します。

ポリプテルスは低温に弱く、餌の関係で水も汚れやすいです。
特にヒーターは寒い時期に壊れると命取りですので、2本あるといいですね。

ろ過機も強力なものにするか、上部と底面の二段設置にできると安心です。

エアレーションも可能なら取りつけましょう。

水質

ポリプテルスが好む水質は中性から弱酸性、水温は25~28℃です。
水質にはうるさい魚でないので、それほど気にしなくても問題ありません。

水温20℃以下は危険領域ですから、これよりも下回ってはいけません。

上も30℃は超えないほうがいいですね。
水換えは3分の1から半分くらいの水を、月に2、3度入れ換えるくらいで大丈夫と思います。

ポリプテルスの大きさに合わせて生餌を与えます。

稚魚であればアカムシ、大きくなったらメダカ、金魚というように餌も大きくしていきます。

成魚になると人工飼料も食べてくれるようになります。

沈下性の肉食魚用の餌があり、そのほうが手入れも楽になるので、徐々に慣らしてゆくといいでしょう。

与える頻度は一日二回でじゅうぶんです。

時々、小魚やエビなどの生餌を与えることで、ポリプテルスの健康状態はよくなると思います。
慣れれば人間の食べる牛ハツ、鶏ササミ、冷凍エビも食べてくれます。

混泳に適した魚

小さな熱帯魚、エビ類はポリプテルスの餌にされてしまいます。

混泳はあまり考えず単独飼育にするか、同サイズのポリプテルス同士で飼うことです。
人によってはアロワナやスネークヘッドなどと混泳させている場合もあります。

肉食魚同士のワイルドな混泳ですね。
ただし、水槽内のパワーバランスが大事になりますから、初心者は下手に挑戦しないほうが無難です。

オススメのレイアウト

ポリプテルス水槽のレイアウトは、シンプルがベストです。

流木や石でポリプテルスが傷つくことが多く、植えた水草も掘り返されるからです。

砂も水草もないベアタンクで飼育するのがいいという意見をよく聞きます。

ベアタンクなら掃除もしやすいという利点がありますが、ポリプテルスは隠れ場所や落ち着く場所も選ぶので、やり過ぎない程度のレイアウトが理想だと思います。

底砂は浅め、尖った流木などはなるべく使用せず、ウィローモスやアヌビアスなどを定着させるといった工夫が必要です。

といっても、個体によって「どれが最高」というのも変わってくるので、その辺は観察しながら試行錯誤して作ってゆくしかなさそうですね。

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飼育で気を付けたいこと


基本的に丈夫で、手間のかからないポリプテルスですが、飼育には注意しておきたいこともあります。
いくつか挙げておきましょう。

寄生虫

病気に強いポリプテルスも、寄生虫がつきやすいという弱点があります。

ポリプティと呼ばれる寄生虫が特に多く、自然下で捕獲されたワイルドにはほぼ100%寄生しているといわれています。

ポリプテルスの体に白い毛のようなものがあれば、それがポリプティです。

痒みを起こすため、ポリプテルスが底砂や壁に体をこすりつける動きで判断できます。

発見したら観賞魚用魚病薬を投与して、様子を見るようにします。
購入時に店に寄生虫トリートメントしているか確認することも忘れないでください。

餌を食べない

ポリプテルスが餌を食べないのは、餌が合わない、病気にかかっている、水質が悪いのいずれかです。

もちろん、どれもポリプテルスにとって深刻な状態です。
それぞれ、餌を変えてみる、よく観察して病気であれば薬浴させる、水換えをするなどで対処します。

色飛び

レイアウトの項目でも書きましたが、ポリプテルスはベアタンクで飼育することもあります。

砂も草もないので、水が汚染しやすいという欠点があるのですが、他にもポリプテルスの「色飛び」が考えられます。

色飛びとは魚の体色が白っぽくなることで、ベアタンクのようになにもない水槽でよく起こります。

病気ではありませんが、どうにも貧相に見えていけません。

気になる場合は底砂を敷いてみたり、底板を黒いものにしてください。
それだけで体色は元に戻るはずです。

大きさ


ポリプテルスは30cm程度から1mほどまで種類により大きさがまちまちです。

ショップでは幼魚が売られていることも多く、最大でどれくらいの大きさになるかもたいてい明示していると思いますが、わからないと後で困ることになるかもしれません。

ここでは代表的な品種を抜粋して、それぞれの大きさと簡単な特徴、飼育のコツを記載します。

ポリプテルス・セネガルス

ポリプテルスの中でも流通量が多く、よく見かけます。

人工飼料にも慣らしやすく、初心者にもおすすめしやすい品種です。

特徴的な模様はなく、色は暗灰色から緑がかったもの、アルビノなどもいます。
大きさは20cm~30cmとポリプテルスの中では小さめで扱いやすいです。

ポリプテルス・パルマスポーリー

いくつかあるパルマス種の代表格で、メジャーなポリプテルスの一つに含まれます。

飼育難易度の低め。温和で混泳もさせやすいでしょう。

パルマスポーリーは大きくなると60cmくらいになります。
ただ、水槽に合わせて成長が止まりやすいといわれており、それほど大型水槽でなくても大丈夫とされています。

ポリプテルス・エンドリケリーエンドリケリー

ちょっと名前がくどいポリプテルスです。

背びれが怪獣のようにギザギザと立ち、体には黒く太い縞が数本、いかつい顔つきと古代魚らしい風貌をしています。
大きくなると60~70cmにはなるので、水槽も最低120cm以上はほしいところです。

ポリプテルス・デルヘッジ

グレイの体に入るくっきりとした黒いラインが美しい種類です。

ライン模様は個体で差があって、数匹のデルヘッジをコレクションして飼うのも面白いです。
大きさは40cm前後です。

ポリプテルス・レトロピンニス

オレンジ色、緑色などの種類がある、大変美しいポリプテルス。

色飛びしてしまうと、魅力が大きく失われるので、注意が必要です。
体はやや細身で、体長は30cm程度でしょう。

ポリプテルス・モケーレムベンベ

アフリカ・コンゴのテレ湖に棲むというUMAの名前をもらったポリプテルスです。

ウナギのような細いポリプテルスで、体の斑点模様が特徴。

隠れ場所を作ってあげると、落ち着くようです。
大きさは約40cm。

ポリプテルス・ビギールビギール

大きさ80~100cm。

流通しているポリプテルスでは最大種となります。

ビギールビギールも飼育は難しくないのですが、この大きさに合わせた水槽環境を整えるには、10万円近い初期投資が必要になります。
飼育にあたってコストも大きく、やはり初心者には扱い難しい種類でもあります。

寿命


ポリプテルスは大変長寿です。

病気や寄生虫がなければ10年は余裕。
20~25年くらい生きるものもいます。

長生きの秘訣はやはり水槽環境。
ポリプテルスは健康状態がいいと、色が鮮やかになるという生態があります。

個体の体色を見ながら飼育するのが、賢い飼い方といえそうですね。

価格

価格は種類で差があります。

売れ筋のセネガルスなら一匹500~1,500円で買えます。
アルビノでも800円~くらいでしょう。

同じサイズでもパルマスポーリーはもっと高く、2,000~4,000円程になります。
30cmから40cmサイズの品種であれば、1,000~5,000円が目安でしょうか。

エンドリケリーエンドリケリーだと5,000円、個体によっては数万円。
最大種のビギールビギールも最低で1万円近くします。

中には十万円を下らないという高級ポリプテルスもいるんです。

まとめ

ポリプテルスの魅力をいくらかでも感じられたでしょうか?
あのシーラカンスにも近いポリプテルスが自宅でも飼育できるなんて、ものすごいロマンではないでしょうか。

飼育難易度もそこまで高くないため、セネガルスならば初心者でも扱うことはできます。
魅力が多いポリプテルス、実際に飼ってみれば、より実感できるはずです。

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