ポリプテルスの種類、それぞれの特徴、違いは?

ポリプテルスの種類、それぞれの特徴、違いは?


細長い円筒状の体に固いウロコ、背にはひし形のヒレ、四肢をイメージさせるような胸ビレと腹ビレを持つ姿が“龍”や“恐竜”のようと言われるポリプテルス。

表面的な特徴だけではなく、エラや呼吸器などの様々な身体的特徴により、四億年前から現代まで姿をあまり変化させずに生き残ってきたことが推測され、古代魚と呼ばれています。

今回はそんなポリプテルスの種類とそれぞれの特徴について紹介していきたいと思います。

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ポリプテルスの種類

単純にポリプテルスと呼ばれることも多いですが、実際のところは沢山の種類に分類されます。

種類ごとで特徴は異なるのはもちろん、それぞれが強い個性を持っています。

エンドリケリーエンドリケリー


これぞポリプテルスといった堂々とした体格と物怖じしない性格を持った種です。

体色にハッキリとしたバンドを持ち、横に平らな頭部が特徴です。餌は何でもよく食べ、水槽内でもよく成長します。

なので飼育はしやすいのですが、よく成長する分120センチ以上の大型の水槽が必要となります。
ブリードが盛んに行われていることもあり、バリエーションも豊富なので、コレクション性の高さも人気の理由です。

ポリプテルスと言えば、まさにこれと言った種です。

セネガルス


一部ではポリプテルスの入門種とも言われるセネガルス。

ポリプテルスの中では丸みのある体型で、体に柄が入らないことが特徴です。

ポリプテルスの中では最も安価に流通しており、飼育面では餌をよく食べるので餌付けに困ることも少なく、その割りに特別大きくなることもないということから、飼育のしやすい入門種とされる理由です。

一般的な60センチ規格水槽でも飼育ができます。
ただし、繰り返し繁殖が行われているせいか奇形種が見られることもあるので、購入の際にはご注意ください。

デルヘッジ


ポリプテルスの人気種の一つでもあるデルヘッジ。

グレー系の地色に黒色のバンド模様が入るところが特徴で、そこに個体ごとの差があり、マニアの人気も高いです。

よく泳ぎ回るので鑑賞が楽しみやすく、餌食いも悪くないので飼育もしやすいのですが、水槽壁面にぶつかってしまったり、暴れることがあるので、できれば大型水槽での飼育がオススメです。

最低でも90センチ規格水槽が用意できる方が飼育に向いています。

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パルマスポーリー

パルマスポーリーはセネガルス同様、ポリプテルスを代表する種類です。

ポリプテルスパルマスにはいくつかの種類がいますが、パルマスと言えばパルマスポーリーのことを指すことが熱帯魚飼育の中では一般的です。

よく泳ぎ回るので鑑賞がしやすく、他魚を気にしないことの多い種なので飼育がしやすい点が人気の秘密です。

ベビーから育てていると、水槽サイズに合わせて成長が止まりやすいので60センチ水槽でも飼育できてしまいます。
始めから大きく成長したものを飼育する場合には、90センチ水槽以上の環境が必要です。

ビキールビキール

ビキールビキールは熱帯魚ショップの大型水槽で展示されていることも多い種類で、骨太で堂々とした体格と性格を持ちます。

成長につれ体色が緑がかってきます。

またポリプテルスの中でも背ビレの数が最も多い種であり、その背ビレがピンと立った姿は体色とあいまり、まさしく恐竜のようです。

ポリプテルスは古代魚であるということを強く感じさせてくれます。

120センチぐらいの大型の水槽が用意できれば、一度は飼育してみたい種類です。
成長した大型の個体の迫力はポリプテルス随一です。

ビキールラプラディ

ビキールラプラディはショップで、ビキールビキールと間違えて販売されてしまうことが多かったこともあり、イメージが良くないこともあったのですが、大型種のポリプテルスらしい姿は大きな魅力です。

うっすらと縞模様が入ったり、全体が緑がかったりするなど個体差があるため、飼育者のこだわりが発揮しやすい種類です。

体色は底砂の色や照明の明るさの影響を受けやすい種類としても知られています。

暗い環境だと黒っぽい体色になりやすいので、明るい底砂の方が体色による魅力を感じられます。
大きく育ちやすいので、飼育には120センチ水槽が必要です。

オルナティピンニス

一般的にポリプテルスは特徴的な体格を持ちつつも色や柄は落ち着いたものが多いのですが、このオルナティピンニスは珍しく派手で美しいタイプとして知られています。

腹部を除く全身に黄色と黒色の網目模様が入っているのですが、特に幼魚期にその傾向が強く、成長するとその模様が消えてしまうことがあるので、逆に成魚でも網目模様が残っているものは貴重とされ、大変な人気があります。

40年程前に輸入され始めた頃は、とても高価で取引されていましたが、近年繁殖が可能になってからは安価になり買いやすくなりました。

ポリプテルスらしくそこそこの大きさに成長しますので、90センチ水槽はないと成魚まで飼育できません。

まとめ

ポリプテルスは他の熱帯魚のように白点病などの病気にもかかりにくく、長期飼育がしやすいので、大きさに合わせた水槽が用意できるのであれば、ぜひ飼育をオススメできます。

魚というよりはペットに近い感覚を持てるのがポリプテルスの飼育の醍醐味です。

ポリプテルスの寿命は10年以上と言われています。
終生飼育をすることで長いポリプテルスの歴史を少しでも感じることができるのではないでしょうか。ぜひチャレンジしてみてください。

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