雷魚、スネークヘッドの飼育の難しさは餌と混泳魚~オススメの底砂、水草レイアウトは?

雷魚、スネークヘッドの飼育の難しさは餌と混泳魚~オススメの底砂、水草レイアウトは?


ヘビに似た残忍そうな顔なのに、意外と人懐こくて、見た目もきれいなスネークヘッド。
もっと可愛い名前にしておけば良かったのにと、同情しちゃいます。

このスネークヘッド、古代魚のような風格もあって、飼育する人もけっこういるのです。
初心者でも飼えるというのですが、どんな方法で育てるのかここで勉強してみましょう!

追記

こちらではスネークヘッドの中でも最も一般的なレインボースネークヘッドに関する情報を掲載していますが、他のチャンナプルクラ、コウタイといった種類も大きさ、価格、模様が違いだけで、大半は共通する内容となっています。

関連記事:スネークヘッドの種類とそれぞれの特徴は?価格に差はある?

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スネークヘッドってどんな魚?


スズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚スネークヘッドは、日本ではライギョ(雷魚)と呼ばれ、本来は中国や東南アジアにいたのですが、今は日本の湖沼でも見られます。

大きいものは1mにもなり、釣り師のライバルとして果敢なファイトもするけれど、小さなものは色も美しく、生産地によって種類もたくさんあるので、観賞魚としても大変人気があります。

スネークヘッドの飼育方法

観賞魚として飼育されるスネークヘッドは、15~30cmのものがほとんどです。

初心者でも飼えるとはいえ、かなり大きめの熱帯魚といえますね。
この迫力が魅力なのですが、扱いは少し難しくなります。

基本的には丈夫ですから心配はないでしょうが、注意するポイントをいくつか挙げていきたいと思います。

水質&水温


スネークヘッド日本でも自然にいる魚ですから、水温にはそこまでうるさくなく、下は18℃、高くても30℃までと幅も広いです。

多少、水温が低くなっても問題はありませんが、逆に高くなるのはスネークヘッドにとって好ましくありません。
一般的に25℃前後がベストとされていますが、

気温が上がる夏場は水槽の置き場所を陽のあたらない場所に変える、クーラー、ファンなどで適切な温度に戻してあげなければなりません。

また、水質はPH5.5~PH7.0の弱酸性~中性を好みます。
水質に関しては多くの魚と同じなので、特に気を使うこともありません。

水槽

30cmサイズの水槽でも飼うことができますが、最終的に15cmほどにまで成長するので、最低でも45cm、広々と泳がせるならば60cm水槽を用意してあげます。

あまり狭いのは魚にもストレスとなるので、飼育する段階で大きめのものを用意してあげた方が後々の手間も省けます。

後ほど、詳しく書いていますが、スネークヘッドを飼う水槽には蓋が必須になります。

スネークヘッドを飼育するにあたって初心者にとって難しいのが餌です。

幼魚であれば人工飼料でいいのですが、成魚はバリバリの肉食系なので、メダカなどの小魚を生餌にすることもあります。
他には冷凍アカムシ、イトミミズなどが主食となるでしょう。

成魚でも人工飼料に慣れると食べるようになりますが、初心者にはハードルが上がります。

スネークヘッドは個体によって好みがうるさいところがあり、人工飼料に見向きもしない魚もいます。
やはり慣れさせるのには苦労するかもしれません。

もともと食い意地は張っている魚ですから、餌に慣れてしまえば順調に育ってくれるはずです。

ただし、慣れてくれたとしても、その後に混泳魚を食べてしまうと、本来の肉食に戻ってしまうことがあるということは覚えておいてください。

飛び出しに注意

スネークヘッドに多いのが飛び出し事故です。

水面からジャンプして、外に飛び出してしまうのですね。

口から呼吸できるスネークヘッドですから、しばらくは大丈夫なのですが、体を打ちつけた衝撃でサヨナラということもありますから、水槽は蓋のできるものが好ましいです。

もし飛び出しても元気そうなら、すぐ水に戻さなくてはなりません。
長時間も外にいると、生きていてもばい菌などがついてしまい、健康上、よくありません。

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混泳にオススメの魚


人馴れするスネークヘッドも、獰猛な魚であることは変わりません。
攻撃的な面もあり、混泳には注意が必要となります。

まず、口に入ってしまう小魚は餌にされてしまうので不可能です。

ある程度大型のエンゼルフィッシュ、ディスカスのような魚と一緒にすることは不可能ではないのですが、攻撃することもあり、あまりお勧めできません。

また、スネークヘッドは同種の混泳であっても争い、ケンカに発展することが少なくありません。

複数匹で飼育する場合はターゲットを分散できるように3匹にしたり、隠れ家を用意してあげるといった対処が必須です。

単独で飼うのが、修羅場を見ないで済みそうですね。

レイアウト

幼魚のうちは混泳、飛び出しに気をつけていればいいのですが、成長して大きさが10cm以上になってくると、レイアウトに気を配る必要があります。

まず底砂は汚されるので、少なめにします。

そして、ある程度大きくなってくると、植えるタイプの水草は掘り起こされるため、相性が悪くなります。

掃除がしやすいよう、ウィローモス等を流木に活着させてたり、水面にマトモ、アマゾンフロッグピットを浮かばせるといったレイアウトがオススメです。

こうすることで容易に隠れる場所を確保することができます。

水面にマツモなどを浮かばせるというのは飛び出し防止のためのレイアウトですが、隙間があるとそこから飛び出してしまうことがあります。
手間をかけられないならば、やはり蓋は必要不可欠になります。

レイアウト維持の手間

スネークヘッドのような大きくて、混泳魚の選定、餌にうるさい魚というのは飼育の手間が一段とかかります。

管理する人が、どれだけ手間をかけてあげられるかによってレイアウトは変わってくるでしょう。
逆に言うならば、手間がかかるタイプのレイアウトを綺麗に保てるということは、立派なアクアリスト上級者の仲間入りをしたといってもいいのではないでしょうか。

価格


幼魚であれば千円以下、成魚でも2千円から3千円程度の価格で購入することができます。

怪魚といわれるスネークヘッドの取引は昔は高額でしたが、観賞魚として人気が高まり、需要が伸びるにしたがって、今では手頃な値段で購入することができます。

中には数万円もする希少種もあることはあるのですが、たいていのものならお小遣いくらいの出費で購入できます。

寿命


スネークヘッドの寿命は5年~10年です。
観賞魚としては長寿ですかね。

ただし、成魚から飼う場合、すでに何年か生きているわけですから、3年くらいでお別れしちゃうこともあります。

幼魚からなら長くつき合えるかもしれませんが、幼魚はまだ体も丈夫ではなく、成魚以上にお別れの確率が高い面があります。
どちらを飼い始めるか迷うところですが、しっかりと飼育できるかどうか、飼い主の腕前次第です。

まとめ

初心者でも飼えるとされるスネークヘッドも、いい加減な飼い方ではやはり上手くいきません。

飼育こそ簡単ですが、混泳が難しかったり給餌、レイアウトの問題などもあります。

スネークヘッドに関しては、いかに綺麗なレイアウトを保てるかというのが一つのポイントになりそうです。

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