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朱文金の体の色合い、コメットとの違いと見分け方~逆輸入されたブリストル朱文金とは

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朱文金の魅力は、何といっても色と形です。

白と赤をベースにした体に、散らしたように黒や藍色が混ざり、ひれの姿が美しい朱文金が称賛されるわけです。

ブリーダーにとっては、配色のいい個体を生み出し、品評会で受賞する喜びもある金魚なのですね。

ということで、朱文金の歴史は、色と形をより美しくさせる努力の積み重ねでもありました。
朱文金を飼うだけでなく、美しい色合いを作り出していくための知識について解説していきます。

関連記事:高級な雰囲気の朱文金(しゅぶんきん)の飼育は簡単!水槽、餌、価格は?

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作出の歴史

朱文金は立派な観賞魚でもあります。

金魚の品種はいかに独特でユニークな種を生み出せるかという交配の歴史でもあるのですが、朱文金もそうやって作り出されました。

明治時代、日本を代表する金魚養殖家であった初代・秋山吉五郎がヒブナ系の和金と三色出目金を掛け合わせ、朱文金は誕生します。

結果、和金のフナ型・紅白柄に加え、出目金の黒が混じったキャリコとなり、尾びれにも出目金らしいヒラヒラした優雅さも受け継いだのです。

ヒブナの性質を受け継ぐため、やはりヒブナ系のコメットと同様に、丈夫で長生きし、30cmほどの大金魚に成長することがあります。

さらに、後述しますが、朱文金はイギリスに渡って、ブリストル朱文金という別品種の基にもなっています。

英語でも「シングルテイルド・ファンシーゴールドフィッシュ」という名前で人気で、品評会も数多く行われており、柄の複雑さ、ウロコの輝き、吹き流し尾の形などが競われているのです。

今後、新しい朱文金も生み出されるかもしれませんね。

体の色合い


色合いは朱文金にとって欠かせない要素で、
白、赤、黒、藍のバランスこそ、朱文金の命といっていいでしょう。

稚魚の頃は茶褐色で、色がさっぱりわかりませんが、成長すると柄もはっきりしてきて、朱文金特有のキャリコ柄が現れるのです。

ですから、稚魚のときに購入して、後で「こんな色だったのか」と後悔しないように、朱文金はある程度大きくなったものを買うのが一般的です。

若魚の頃になれば、おおよその色合いがわかってきます。
この色合いと、全体の形で朱文金の価値は上下するんですね。

もちろん、稚魚がどんな色になるのかお楽しみといった飼育でも問題ありませんし、餌などで色揚げすることも可能です。
錦鯉のような朱文金は色合いを愛でる品種なので、色と柄はとにかく重要なことなのです。

色変わり

金魚全般にいえることですが、体の色変わりが起こることがあります。

これは前項で解説したように、成長によって体色や柄が変化するということなのですが、それとは別に餌が原因だったり、日焼けなどでも起こる現象です。

また、ウロコがはがれたり、くすんだりすることでも変わります。

色合いが自慢の朱文金では特に注意したいですね。

朱文金の色合いは個体の個性に因るところが大きく、DNA要素となります。
交配の妙といえるでしょう。

この基本色はどうしようもありませんが、アカムシを食べさせると赤味が増すとか、日光によく当ててやると黒が濃くなるなど、人為的に少しは調整できるため、そうした操作も朱文金飼育の面白さです。

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コメットとの違い

朱文金とコメットはよく似ています。

どちらもフナ型で大きくなり、長い吹き流し尾を持っています。

朱文金はキャリコ柄が特徴ですが、主に紅白のコメットにも最近はキャリコがいて、それは区別がつきませんが、そんなときは尾びれに注目しましょう。

日本人が生み出した、出目金が混じった朱文金は尾びれが広がっているのに対し、琉金が混じったコメットはアメリカで作出され、尾は直線的で細長いことで見分けがつきます。

朱文金とコメットは混泳の相性がよく、飼育法も同じなので一緒に飼うこともできますよ。

ブリストル朱文金とは

日本の朱文金が、遠いイギリスのブリストルで改良されて作られたのがブリストル朱文金です。

歴史はまだ浅く、日本には2002年に逆輸入され、ブリストルの最大の特徴であるハート形の尾びれが美しいと評判になり、今では本家朱文金を上回る人気となりました。

ハート形の尾びれは、たまたま大きな尾びれを持った変異の朱文金に、さらに尾の広がりが美しい蝶尾を掛け合わせた結果です。

寒いブリストルで誕生したため、日本の朱文金よりも低温に強く、値段も少し高め。

飼育法は朱文金と変わりませんが、ハートの尾を維持させるのに、水流を強くして力強く泳がせることで尾を鍛えればいいとか、逆にあまり泳がせないほうがいいと意見の違いもあり、難易度は上がるようです。

まとめ

色合いの美しい朱文金は、世界中に愛好家が多く、ブリストル朱文金という品種まで生み出される人気種です。

コメットも含め、金魚のグローバル化を実感させられる話でもありますね。

個性的な色合いの多様さが、誰からも愛されるという証拠なのでしょう。

朱文金の色を丸ごと変えるのは不可能ですが、上手に飼育すれば色合いもよく映えるようになり、長い期間その美しさを観賞できます。

泳ぐインテリア朱文金の飼育を考えてみてはいかがですか?

関連記事:金魚の代表的な11種類それぞれの特徴、飼育難易度を紹介!

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